無念Super Aguri撤退表明
最後の最後までチーム存続をかけ交渉を続けてきたSuper Aguri
2度のマグマグループからの交渉白紙によっても何とか次の相手であるドイツのワイグルグループと交渉に入ったが
なんと最大の後ろ盾であるHONDAがこの交渉を認めなかったこと
そしてイスタンブールサーキットへの入場拒否
F1参戦へどれだけ多くのお金が必要であることが再度確認できたのではないだろうか
しかし
残念だ
確かにHONDAからのバックアップがなければ参戦すらできなかったであろうSuper Aguri
しかし少ない資金だけど戦う姿勢を常に示してくれた数少ないチームではなかったか
鈴木亜久里 チーム代表
「F1チームオーナーになるという私の昔からの夢を実現すべく、2005年11月にF1にエントリー申請をし、2006年よりスーパーアグリF1チームとして、2年と4ヶ月にわたりF1の世界で戦ってきたが、本日その活動に終止符をうつことになった。
多くの自動車メーカーが参戦しているこの世界でプライベーターとして戦いを挑み、昨年はチーム参戦から、わずか22戦目にして初ポイントを獲得しランキング9位となる快挙を達成することができた。しかし、昨年のシーズン初頭から、パートナーとして一緒に戦っていくはずだったSS United Group Company Limitedの契約不履行によりチームは経済的なバックボーンを失い、経営は非常に厳しい状況に追い込まれた。また、カスタマーカーに関する方向性の変化などチームをとりまく環境変化もあり、チームは新たなパートナー探しを精力的に続けてきたが、その活動は難航した。
その間、ホンダから支援を受けながら、なんとか今日まで持ちこたえてきたが、現在のF1を取り巻く環境の中で、今後も安定的に活動を継続していく目処が立たず、本日、F1から撤退するという苦渋の決断をくだすこととなった。
ここまでチームを支えてくれたホンダ、ブリヂストン、そしてスポンサーの皆様、いろいろな状況の中でアドバイスを頂いたF1関係者の皆様、チームが苦しい状況の中でも、モチベーションを絶やさず働いてくれたチームスタッフ、厳しい状況の中でも頑張ってくれたアンソニー、チーム立ち上げから一緒に戦いチームを引っ張ってくれた琢磨、そして、これまでSAF1を応援してくれてきた世界中のファンの皆様に最大の感謝を表したい」
やはり今後プライベートチームがF1で活動と続けていくためにはメーカーとのつながりが必要になってくるのだろう
しかしこの時期での撤退表明は12日から始まるチケット発売にも何らかの影響がでそうだ
Super Aguriにはもう一度体制を整え
もう一度
F1に戻ってきてほしいです
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